豆腐さんの雑記帳

angelaやアニメやゲームの話、ブクログで書いているレビュー転載が中心。

魔神ぐりこ「楽屋裏 −講談社地獄篇−」

宮崎県北部で繰り広げられる、漫画家と編集者のディスり合い漫画「楽屋裏」(文庫版上巻)

宮崎から神奈川に舞台を移しても、相変わらずディスり合いは変わらなかった「楽屋裏 -貧乏暇なし編-」(文庫版下巻)


 
 
楽屋裏 ?講談社地獄篇? 楽屋裏?講談社地獄篇? (コミックDAYSコミックス)
そして、5年の歳月を経て、講談社ウェブコミック「コミックDAYS」で復活した「講談社地獄篇」全話を収録したのがこの「楽屋裏 -講談社地獄篇-」です。

「お面の人」こと小柳さんが一迅社を退社して講談社に転職した結果、講談社に移籍となりました(しかし、一迅社講談社傘下になったので結局は変わってない…?という/笑)
内容は相変わらずの魔神先生と小柳さんのディスり合いと魔神先生の日々のアレそれが中心になります。

魔神先生に加えて上司の大仏さんに挟まれて小柳さんが不憫なことになってます。
 

旧作からのファン向けにネタバレしない範囲で書くと
 ・相変わらずの「帯詐欺装丁」ですが、詐欺る気が無くなってます。
 ・当然ながら小柳さん以外の一迅社組は出ません。
 ・残念ながら宮崎組、魔神先生のご家族はほぼ出番ないです。
 ・井上さんがネコ人間になりました。

  (大人の事情ではなく魔神先生の「何人も人間書くのが億劫」っていう理由がなんとも…/笑)

 
TwitterでのポケモンGOネタのイラストや漫画、「ゲンガー大好きな人」で知った方は魔神先生の口が悪くて驚くかと思いますが、これでも一迅社時代よりだいぶマイルドになってます…(笑)
昔から読んでる人は物足りないかもしれないです。
 

あと、多少の脚色と好き嫌いはあるとはいえ、この漫画のこと「面白いの?」と言ったり、ある「ケツ」ネタのワードセンスになんやかんや言ってきたという大仏さん、編集者としては大丈夫なのか心配です。
 
 

楽屋裏 -講談社地獄篇- (ワイドKC)

楽屋裏 -講談社地獄篇- (ワイドKC)